成長のしかたは人それぞれ。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

私はうつ病に加えて軽度からグレーゾーンの発達障害も持ち合わせております。

発達障害は大きく分けるとASD自閉症スペクトラム症)、ADHD(注意欠陥、多動症)、LD(学習障害)に分類されます。発達障害という括りでは同じなのですが、症状や社会生活を送る上での困難さは夫々全くことなります。完全に主観ですが、ASDは1人でいることが好きでおとなしいタイプ、ADHDは身体を動かしているアグレッシブなタイプ、LDは読み書きそろばんに関することが苦手なタイプだと考えています。

私はこの中のASDに当たります。最近発達障害に関する情報が多く発信されていますがADHDに関する情報が多いように思います。私の情報感度が低いことが原因だとは思うのですが…。ASDに関する情報をご存知の方は教えていただけますと幸いです。

ASDの人間がシンプルな生活を始めて何が変化したかをご紹介したいと思います。

私のASD的特徴

1人でいることが好きです。大勢の人とワイワイ楽しむことも好きなのですが1人でいる時間がないと疲れます。コミュニケーションは必要最低限で十分です。会話することに疲れるためです。沈黙している時間が気まずいという人もいますが全く苦ではありません。他人にあまり興味がないのかもしれません。しかし、興味がある話になると急に饒舌になったりします。客観的に見ると会話に見えないかもしれません。SNSもあまり使いません。誰かと接続していると自分でコントロールできる時間が減りストレスが溜まるためです。内省する時間が好きです。自分の考えや行動を分析する時間を大切にします。意外と頑固で負けず嫌いです。自分のルールややり方、パターンを優先する傾向にあります。

私のASD的メリット

集中力が高いです。興味を持ったことにはずっと取り組んでいられます。定型業務のような同じ作業の繰り返しも苦ではありません。あまりお金がかかりません。家でゴロゴロしたり図書館で本を借りて読んだりしているだけで基本的には満足なので趣味にあまりお金がかかりません。内省もノート1冊鉛筆1本で十分です。パターン化を好むため非効率なことを見つけるときがあります。

シンプルな生活を始めてから

かなり自己中心的なヤツだという印象を受けるかもしれません。これまでの人生経験の結果今はこのような人間だということです。5年後、10年後には変わっているかもしれません。急には変われないので、日々少しずつ良い方向に向かうための努力は行っています。

これらの特徴を客観的に評価できるようになったことは収穫の1つです。身の丈に合った考え方ができるようになったとも言えます。頑固で負けず嫌いなので背伸びして行動することが多かったです。仕事にしても私生活にしてもです。できたことよりもできなかったことに注意が向かう、今現在のことよりも将来のことを優先する時間が多くありました。そのため足元の土台が不安定になり体調管理も杜撰になってうつ症状の悪化に繋がっていました。

モノが減ったことで自分の時間を確保しやすくなったことも収穫です。モノの管理や捜し物をする時間が減りました。好きな内省や読書にこの時間を当てています。

モノを減らすことで人生において何を大切にしているかが明確になった点は大収穫です。単純さシンプルさを求めることも私の特徴の1つです。これを守れば穏やかに日々を過ごせるということを理解する力は今まで持ち合わせていなかったので、うつ症状の悪化防止と精神安定に寄与してくれています。

まとめ

誰にでも得意不得意があると思います。発達障害を持っている人はそれが極端なだけです。社会生活を送る上では普通、常識と言われることが苦手なため弱みが目立つだけです。しかし、弱みがある分どこかに誰にも負けない強みがあることは共通しているのではないでしょうか。その強みを活かせる場所があると人生の幸福度も変わってくるのかなぁと感じています。私の場合ですが、1人でいることが好きなのでそういう場に飛び込んでいく勇気が出ないことはネックです。難しいところです。

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。