本を手放す。
趣味:読書の私が本を手放した理由
以前は部屋に本棚を複数設置して大量の本を並べていました。
本棚に入らない本は収納ボックスに入れて押入れに積んでいました。
ズラッとキレイに並んだ本の背表紙を見ることで悦に浸る。
これも読書という趣味の醍醐味だと当時は思っていました。
しかし、どこかモヤモヤした気持ちもあったのです。
- 買ったものの読んでいない(通称:積読)本からのプレッシャー
- 読んだかも分からない本からのプレッシャー
- 大量の読みかけの本からのプレッシャー
- 本棚が物理的な圧迫感を与えて部屋にいてもどこか落ち着かない
この状態で趣味が読書だと心の底から言えるのか疑問に感じました。
そこで本を一度手放してみようと考えました。
しかし1回で全てやりきる精神力はないため、こう結論づけました。
「本を定期的に手放す仕組みをつくろう」
本を手放す5つのステップ
ものぐさな私でも実行できたのは以下のような手順でした。
- 手放す基準を設ける
- 本を手放す日をカレンダーに書き込む
- 手放す日に基準を元に本を仕分けする
- 手放す日に売却もしくは廃棄する
- 2に戻る
参考までに私が採用している「手放す基準」をご紹介します。
- 1冊ずつ本を手に取って読まないと直感的に判断したら手放す
- 1年以上手に取っていない本は手放す
- 思い入れがある本は残す
- 読んでいない本は罪悪感があるなら手放す
- 今読んでいる本も面白くないと感じたら手放す
ポイントは?
- 書籍の理想の収納スペースを事前に決めておくこと
- 手放すとき、その本の写真を撮っておくこと
- 手放し先を事前に決めておくこと 私の場合は宅配買取を利用しました。
- 手放すときに躊躇しないこと
- 電子書籍も対象にすること
何か変化は?
書籍の衝動買いがなくなった。
本屋に行って「面白そう」という感覚だけで本は買いません。
本当に必要か一定期間を空けてから買うか判断します。
手放す手間を考えると購入することに対して慎重になりました。
1冊1冊の本に向き合う時間が増えた。
本は情報の宝庫です。しかし以前は大量にあった本を単に消費することにエネルギーを注いでいました。ふと振り返ると何が書いてあったのか、読んでも何も行動に変化がないということが多かったです。どの本を読んだのか記憶が怪しいということも。本を手放してみて1冊1冊じっくり読む習慣ができてからはこれらのことはなくなりました。