今を生き抜く。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

ミニマリストを目指してから、モノと同時に、ヒト、カネ、情報も最適化できないか考え行動し始めました。今は以前より整理でき快適になってきました。

すると自分一人の時間が多くなりました。最初は読書をしたり、映画を観たり、ドラマを観たり、音楽を聞いたり、散歩に行きましたが徐々に飽きてきます。

そうなるとボーッとする時間が増えました。楽しい時間なのですが、真剣にボーッとし続けるのも案外難しいです。あれはどうだっただろう、これをしておかなきゃ、急にCMソングが流れ出す、直前に聞いていた音楽が流れ出すetc...etc...とボーッとしていいるつもりでも頭では四六時中何か考えているという発見がありました。それを振り解くこともなかなかこれが難しい。

「これは私が望んでいる状態なのだろうか?」

と疑問に思いました。

うつ病との関係

うつ症状になると自分自身との戦いが始まります。

過去の自分、未来の自分、幼少期の自分、学生の自分、うつになる前の自分、不安な自分、後悔している自分、嫌な思いをしたときの自分などが頭の中に浮かんでは挑戦してくる。無限に現れるいつ現れるか分からない挑戦者と戦い続けるファイターになるのです。

そうなると、その自分に振り回されてしまいます。結果的に記憶にぽっかりと穴が空いてしまうのです。仕事をしたり、友人と遊んだりした記憶もややぼやけています。嬉しいとか悲しいという感情もそこにあったのか分からない。目の前の出来事にただ反応しているだけ。そんな感じでした。そして今という時間を消耗してしまう。

うつというのは今の自分を大切にしてあげられないことも要因の1つなのではないでしょうか。

何が変わった?

うつ病ミニマリストを目指すという切っ掛けがなければ、私は今を大切にせず、ただ出来事に反応し続ける人生だったのだと思います。自分の心に蓋をして、周りが良いとしていることをする。何も考えず、自分を納得させる術が上手くなる。そういう生活だったのだと思います。しかし、そんな状態が少しイヤになりました。

「何故ベストを尽くさないのか?」

TRICKというドラマに出てくる上田次郎(演:阿部寛)がよく言うセリフで、劇中に出てくる上田著の書籍のタイトルでもあります。以前からなぜか定期的に頭の中にあがってきていましたがネタだと無視していました。

最近になってこの言葉を意識するようになりました。常にベストを尽くすことは難しいものです。時間管理をしていようと体調管理が万全であろうと、その時々常にベストを尽くしているのか、どこかで手を抜いていないかと問い続けるのです。

今という瞬間にベストを尽くさずしていつベストを尽くせるのかという命題もこの言葉には含まれていると思っています。人事を尽くして天命を待つという名言があるように、自分にとってのベストを尽くせないと天命もやってこないのです。

まとめ

うつ症状は主に気分や感情、考え方や固定観念などの認知の問題が生活、仕事に支障をきたすものだと今は解釈しています。専門家ではないので正確な定義は知りませんが、私はこのように解釈しています。

ミニマリストを目指してから、すべてを0から考えるようになりました。すると、うつ症状を起こしている原因は今を大切にして生きていないからではないかと考えるようになりました。過去のことを考えてもベストを尽くしていれば後悔はないのですが、ベストを尽くしていない場合、後悔が大きい。考え方や固定観念も、今の自分ではなく過去の誰かの考えであることが多い。良い部分は取り入れるべきですが、悪い部分は取り除くか解消しないと再発します。

結局、今という時間を大切にしてベストを尽くして生き抜く。そうすることが将来の自分が後悔せず、うつ症状とも共にやっていく、そしてミニマリストになるモチベーションにもつながっていく。そのように思います。