生活をみなおす。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

ミニマリストを目指しシンプルな生活を本格的に始めてから3ヶ月程経過しました。一番大きな収穫は生活習慣が良い方向に変わり、うつ症状が安定してきたことです。

そのことについて雑感を述べたいと思います。

あらゆることを手放す

ミニマリストを目指す人が必ず通る道がモノを手放すことです。一度に捨てる、少しずつ捨てる、毎日捨てるなど方法は色々です。私の場合「3ヶ月くらいで一通り完成」というザックリとした目標を立てました。そこから休日に場所ごと、ジャンルごとにモノを手放し始めました。最初は直感を頼りに手放していました。途中から手放すことに限界を感じました。そこで何故これを手放すことになったのかをメモするようになりました。すると、またモノを手放すようになりました。現在進行系でモノは手放しているのですが、ある程度納得できる形にはなったので気が向いたときに手放すようにしています。

モノを手放すことを応用できないかと考えたときに、デジタル・ミニマリストという本と出会い情報も手放すことにしました。すると、スマホやパソコン内の不必要な情報もどんどん手放せるようになりました。モノを手放すよりこちらの方が時間がかかりました。簡単に増やせるモノは手放すために時間がかかることが良くわかりました。

そして、モノと情報を手放していく過程で生活でも手放せることはないかと考えるようになりました。例えば、スマホを何気なく見る時間、仕事以外で予定を立てずにいる時間、普段使っているサービス、買い物などなど。掘れば掘るほど手放せることがありました。今では試しに手放してみるようにしています。

うつ病への効果

個人的な意見ですが、うつ症状は普段の生活習慣を見直すことで改善可能だと思っています。

症状が重くなるときのパターンは人それぞれだと思いますが、その共通点はあるのではないでしょうか。もし考えたこともないという方は、一度考えてみて下さい。仕事、私生活、食事、運動、考え方などヒントはいろいろあります。日記のように記録に残しておくことも効果的かもしれません。

私は当たり前に生活しているだけで、うつ症状悪化のトリガーを徐々に引いていると考えると怖くなりました。

そこで今から新しい人生を送るのであれば、何が必要かを1から考えて行動してみることにしました。エネルギーがいる作業でしたが、うつの辛さに比べればマシでした。

具体的には日々の行動を表にしています。休日でも朝は8時までに起きる、カーテンを開ける、買い物に行く、ベッドメイキングする、散歩に出かける、衝動買いをしない、お風呂に入る、0時までには就寝などなど。毎日やること、毎週やること、毎月やることを表にまとめて1日の終わりにチェックするようにしています。症状悪化のサインとなり得ることも表に加えています。

この表を運用してから症状悪化のサインが可視化されるようになって事前に予防策を講じることが可能となりました。今も比較的症状は安定しています。

また、表を作成する過程で、普段無意識にやっている行動がいかに多いかが分かりました。そして、同時に自分ができていることが多いことも分かり自己肯定感アップにつながりました。

うつ病が悪化するとベッドから出られません。風呂も入れない日があります。会話も少なくなります。そう考えると症状が悪化していない時にできていることがいかに多いかがわかります。

まとめ

生活習慣は自覚して可視化しない限り見えてこないものです。習慣というのは言われなくても無意識の内に勝手にやっているものですから。

うつ病にとっては、生活習慣の積み重ねが悪い方向に傾くと症状悪化に繋がります。悪化する前に気がつく仕組みを構築しておくことが再発防止に有効だと思います。自分の気持ちを大切にしてあげることは大切ですが、うつが悪化すると自分の気持ちを大切にする心のゆとりも失うことになります。他でもない自分のために客観的指標は必要なのではないでしょうか。また、うつをパートナーだと考えてそいつと上手く暮らしていくためにルールをつくってやることも大切なのではないでしょうか。

うつ病でない人にとっても生活の見直しは効果があると思います。頻繁にチェックするSNS、退屈な通勤時間に見るサイトやアプリ、イヤホンをつけて耳を塞ぐなどおそらく無自覚の行動は日常に多々あります。これらを意識して把握する。そして、それらが自分にどういう影響を与えているのか考えてみる。そして、普段と違う行動を取ってみる。日々退屈だったり、マンネリを覚えている人には効果があると思います。

 

ありがとうございます。