まいにちを記録に。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

シンプルな生活を始めてから記録を取るようになりました。その中でもお気に入りの記録があります。

そのとき考えていることを記録することです。

なぜ始めたのか?

シンプルな生活を始めてから気持ちがどのように変化するのか目に見える形で残したいという思いがありました。モノで溢れかえっていた頃の部屋を思い出すことは比較的容易です。またモノをどれだけ手放したのかは部屋を眺めるとすぐに分かります。忘れそうなのであれば写真で撮っておいても良いかもしれません。

しかし、モノを手放す過程で起こった内面(こころ)の変化を思い出すことは困難です。うつ症状と向き合おうと振り返りを行っていた時に記録が無いため、出来事や状況、感情や考えが曖昧になり効果的な対策を取れなかったという反省を活かすという意味もありました。私の場合、強く記憶に残る出来事とその時の感情は覚えていたのですが、その1日前1日後の出来事や感情は完全に忘れていました。

その時は何でもないと思っている考えの中にこそ内面(こころ)の変化を示す証拠が眠っているのではないかというのが今の考えです。

どのようにするのか?

毎朝書くようにしています。1日にA6のノート1枚分と決めています。全て埋めても埋めなくても良しです。また気分がモヤモヤ、ザワザワするといったときにもノートに書くようにしています。

その時考えていることをそのまま文字にします。これが意外と難しい。自分では色々と複雑に考えていると思っていたのにノートに書くと30秒くらいで終わり、あとは何も思いつかないということも多々あるので驚きです。

1週間に1度、1ヶ月に1度ノートを振り返ります。あまり深く考えずにノートをパラパラ眺めながらその時の心境と今の心境の変化をメモに残しています。同じようなことを考えていたり、今となってはどうでも良いことを考えていたり、成長している部分が見えたりと様々な発見があるので楽しいです。

結果どうだったのか?

ノートに書くようになってから不安や後悔といったマイナスの感情に流される時間が減りました。現実的に地に足をつけて考えるようになった、建設的に物事を考えるようになったのかもしれません。また、お恥ずかしいのでここでの公表は控えますが、そもそもなぜミニマリストを目指していたのという考えが明確になってきたように思います。また、不安や後悔の正体が鮮明になってきたという効果もありました。言葉で書き表せない不安や後悔は長く引きずる傾向にあります。逆に言葉で書き表せる不安や後悔には対策を講じやすく引きずることは少ないです。腹を括れるからでしょうか。

まとめ

シンプルな生活によってどのように内面(こころ)が変化するのか記録することが目的だったのですが、うつ症状悪化防止への効果も高かったです。シンプルな生活を始めてから前向きな考えをノートに書くことが多くなりました。無理をしているわけでは全くありません。原因はよくわからないです。以前だったら気分が落ち込んで回復に時間がかかっていた出来事も冷静に受け止められるようになりました。ノートを書くことで自分の思考を客観視する、疑うという癖がついたのかもしれません。書く分量や方法は変わるかもしれませんが今後も継続したい習慣の1つとなりました。

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。