どのように生活するか?

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

うつ病と共にシンプルな生活を始めている者です。

今回は生活習慣に起こった変化について書きたいと思います。

はじめに

以前は生活習慣と呼べるものはありませんでした。起床、就寝時間はバラバラ。食事量や食事時間もバラバラ。間食や夜食は当たり前。お酒も大好き。家事もやったりやらなかったり。仕事終わりは漫然と気分のまま流されるままに過ごす。休日は寝溜めするか、読みたい本、見たい映画・ドラマなどを見てあっという間に1日が終わる。このような生活でした。

うつだと発覚してからも同じような生活習慣を継続していました。症状が安定している時期は以前のように生活することができました。回復してきたという感覚もありました。しかし段々と症状が悪化している時期が長くなりました。ストレスや不安、後悔から仕事や生きるために必要な活動以外の時間は万年床となった布団に入りっぱなしです。あらゆる力が徐々に失われていきました。負のループです。

ここで問題となったのが、症状が改善、悪化する原因を検証できないということでした。日々の生活態度に問題があったのは疑いの余地もありません。しかし、何の記録も残していなかったため記憶を頼りに場当たり的に対策を練るしかりません。そうなると対策にも限りが出てきます。その対策が効果的だったのか検証する手段もありませんでした。

シンプルな生活を始めようと思ったきっかけの1つがこのような生活習慣を改めて症状を検証可能にしてコントロールするためでした。

どのようにしたのか?

ステップ1:24時間カレンダーを使い理想的な生活習慣を1時間単位で書き込む

実践できるかは後回しにして、こういう生活でありたいということを可視化しました。平日用と休日用の2種類用意します。1時間単位にしたのはそれ以上細切れにすると生活に余裕がなくなるのではないかという不安からです。軌道に乗ったらより厳密にすることも検討したいと思います。

最優先に書き込んだのは、睡眠時間と自分の時間でした。次に仕事時間や通勤時間などコントロールできない時間を書き込みました。その次に食事時間や家事などの生活に必要なことをする時間を書き込みました。

ステップ2:予定を立ててカレンダーに書き込む

先程作成した24時間カレンダーを軸にして予定を組み立てます。

24時間カレンダー通りに過ごせない日も出てきます。そのときは、自分の中で最優先事項を決めておきます。私の場合、ステップ1で最初に書き込んだ睡眠時間と自分の時間です。過去の検証の結果、この2つの時間が少なくなると症状が悪化する確率が高くなるためです。私は1週間単位で予定を立てています。

ステップ3:実際の時間の過ごし方を書き込む

これは次のステップのための準備です。客観的な情報を残しておきます。私は1日の終わりに書き込むようにしています。何をしていたか分からない時間は素直にそのまま書き込みます。

ステップ4:予定と実際の時間の過ごし方を比較する

このステップが最も重要です。最優先事項は守られていたのか?コントロールできない時間は増えていないか?コントロール時間で何をしていたのか?予定よりも何に時間がかかったのか?無駄な時間はないか?などなど様々な角度から分析します。私は1週間に1度、休日に1~2時間ほどかけてじっくり分析して良かった点と改善できる点をノートに書くようにしています。

 ステップ5:次の予定を立てる

ステップ4で分析した内容を反映させて次の予定を組み始めます。このステップでは、自分の人生をより豊かにするための時間をプラスできないか検討します。より豊かにするために取り入れたい習慣を1つか2つ予定に組み込んでみます。24時間カレンダーが今の生活と合っていないと感じたらこのタイミングで書き直しています。

まとめ

生活習慣を見直すなかで大切なことは可視化(≒見える化)することだと実感しています。私は目に見えないものごとは忘れてしまいがちです。しっかりと目に見える形にしてやらないとどうして良いか分からなくなり混乱してしまいます。可視化することで現実の自分を客観的に見る機会ができた点は良かったと思います。

また、ミニマリストを目指して良かった点の1つとして自分が大切にしているモノや価値観、時間がわかりやすくなったということです。これらの大切なことが守られていれば、うつ症状の悪化を阻止できることが分かりました。そうすると、大切なことを守るための生活習慣を意識して予定を組むようになりました。

生活習慣は1日や1ヶ月で劇的に変化するわけではありませんでした。どうしても近道を探そうとしてしまっていたのですがダメですね。理想の生活習慣もコツコツ1日1日を積み重ねて改善、改良を続けてようやく近づけるものだと実感しました。

漫然とした生活も決して悪くはなかったのですが、どこか振り回されている感覚があり落ち着かなかったように思います。自分でコントロールできているという自信がミニマリストとして、うつと共に生活すると決めたものとして必要なことだったのだと考えています。

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。