自然と集中力がたかまる。
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
うつ病と共にシンプルな生活を始めている者です。
はじめに
うつ症状が悪化する要因の1つに「過集中」という状態があります。過集中とは文字通り過度に集中することです。自閉症スペクトラム症(ASD)の特徴の1つでもあります。今回は私が生活上感じた過集中のメリット・デメリット及び対策について書き記したいと思います。
過集中のメリット
- 集中力の極限状態であるゾーンに入りやすくなります。
- シングルタスクや単純な仕事・作業の場合、超効率的になります。
- マルチタスクや複雑な仕事・作業の場合、事前の計画的がしっかりしていれば超効率的になります。
- 1人で黙々とこなすのが好きなので他人が嫌がる仕事・作業でも苦にならず率先してやることがあります。
- 忍耐力も強いです。納得できるまで集中し続けます。
- 感覚的なことにはなりますが、時間が都合よく伸び縮みします。
- 趣味の時間は何の制限もないため楽しくて仕方がありません。
過集中のデメリット
- 集中していること以外に注意が向かないため、やるべきことを忘れることがあります。
- 臨機応変に周囲と合わせることが難しくなります。
- 後になってから疲労感が爆発することがあります。
- 集中を乱されたと感じるとイライラします。そのため話しかけづらい雰囲気を纏っているかもしれません。
- マルチタスクや複雑な仕事・作業の場合、事前の計画がないと上手く進めることができません。他の人が求めるものとは全く別ものになることがあります。
- 生産性は落ちていきます。特に創造力、想像力が必要なことに顕著です。
- 目が疲れたり、腰を痛めたり、血行が悪くなったりといった身体症状につながることがあります。
- 飲食や睡眠などを忘れることもまれにあります。
過集中対策
- 定期的に休憩したり歩き回るようにしています。
- 首を回したりして軽くストレッチするようにしています。
- 一区切りついたら休憩がてら周りを見渡すようにしています。
- スマホのタイマーやスマートウォッチを利用しています。
- ポモドーロ・テクニックを試しています。
- やるべきことは目に見える場所に表示しています。
- 周りの人に過集中の傾向について話しています。
まとめ
「過集中になっている!」と自分で気がつくレベルだと問題は生じにくいです。その後どのように対応するか判断できるからです。しかし、本格的に過集中の状態に入ると完全に自分の世界に入ってしまいます。機械的に止める仕組みもしくは周囲の人のご支援をいただかないと元に戻れません。私生活上では不利益は少ないのですが仕事となると不利益が多くなります。上司や同僚との合意があれば良いのですが、合意なく過集中モードに突入すると自分のことばかり優先する人という印象になる可能性があります。全く悪意がなかったとしても。結果的に努力が空回りしてることになるのです。
過集中は環境や状況によって強みにも弱みにもなります。今の私は強みと捉えています。過集中という状態に限らず、こういう特徴があると自己開示することは重要だと思います。とても勇気がいる行為ではありますが周りの方々と良い関係であるため必要なコミュニケーションの一環だと考えています。
ここまで読んでくださりありがとうございます。何かの一助になれば幸いです。