人と関わることが苦手な人間が行き着く先。

はじめまして。こんにちは。こんばんは。

はじめに

私は昔から他人に興味がありませんでした。他人と関係を築いて継続することが苦手なのです。会話自体は苦ではないです。その時々で喜怒哀楽の感情も芽生えます。他人が楽しそうにしているとホッコリしますし、悲しそうにしていれば胸が締め付けられることもあります。業務連絡などの単発で終わるものは問題ないのです。それが長期間関わって継続するとなると上手くいきません。

今のSNS文化で成長している世代を見ると尊敬の念とともにこの世代に生まれなくてよかったという安心感も生まれます。常に誰かと関係を持って継続し続ける、しかも自分でコントロールできないということは私にとっては強力なストレスになりえます。

語弊を恐れずに言うと私にとって他人は観察対象としての興味しか抱けないのかもしれません。むしろ、そのような距離感でしか人と上手く接する能力がないのかもしれません。

うつになった

社会に出るまではそのような感覚を持っていても問題ありませんでした。それが大問題だったのですが…。社会に出て突然関わる人が増えました。距離感の測り方も今までのモノサシが通用しません。その結果人間関係に問題を抱え、うつ病になりました。寛解うつ病が治ること)にも至っていません。社会のなかでどのように人間関係を築いて維持するかという問題は今も残り続けています。

シンプルな生活を始めてからの変化

生活に大きな変化が生じ、うつ病も改善傾向にはありますが、相変わらず他人に対する興味は湧かないです。ただ、以前と比べると様々なモノや人に支えられて今生きているという実感と感謝の念は強くなりました。

自分自身が大切にしていることが分かったことで人との距離感もあまり気にならなくなりました。その時々の会話が楽しかったら良いという発想です。開き直っただけかもしれませんね。

まとめ

人と関わらずに生活することはほぼ不可能でしょう。山奥で仙人のように自給自足すれば可能ではあります。真剣に検討したこともありましたが、結局実行しませんでした。自分は利己的な人間なだけなのかもしれません。他人を遠ざけようとしたり、近づけようとしたり、観察対象と見ていたり、そのような態度が筒抜けなのでしょう。人もそりゃ近づいてきませんよね。

かといって自分を第一に考えているのかと言われるとそうでもないのです。自分自身が大切にしているであろうことは分かったのですが、突き動かされるモチベーションの種のようなものはありません。言われるがまま粛々とこなしているそんな日々なのです。

そして面倒なことにたまに人恋しく悲しくなったりするのです。何のために生きているのかよく分からなくなります。本当に利己的ですよね。

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。何かの一助になれば幸いです。