モノが欲しいと思わなくなった!?
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
はじめに
シンプルな生活を始めてから物欲というものが減ってきました。物欲が0になったわけではありません。後になって後悔するような買い方をしなくなったという表現の方が適切かもしれません。
以前は・・・
今現在も趣味は読書です。昔は興味がある書籍は片っ端から購入していたため書籍の所有量がとてつもなかったです。またスーパーやコンビニでお酒やおつまみお菓子や弁当を買い込んでウサを晴らすという生活を送っていました。たまの贅沢としてPCやスマホ、タブレットなどのガジェットを買って満足感を得ていました。
なぜ物欲が減ったのか?
それはモノを手放してみて、必要以上に時間とエネルギー、お金を無駄にしていると感じたためです。一時の満足を得る方法は色々ありますが、それを手放すとなると手に入れる時以上の手間がかかりストレスが溜まります。この手間はただ面倒なだけで何のメリットもありませんでした。そう考えるとモノを買うことに非常に慎重にならざるを得なくなりました。
モノを手放す方法は?
モノを手放す方法には大きく3通りあります。「捨てる」「売る」「譲る」です。
まずそのモノをこの3通りの中からどのように手放すか決める必要があります。
「捨てる」にはまず捨てるためのゴミ袋が必要です。捨てる手段が分からないモノはその方法を調べます。粗大ごみであれば処分にも費用がかかります。
「売る」にはまとめ売りか個別売りという方法があります。どちらにしても荷造りが必要です。まとめ売りは店舗買取やオンライン買取があります。店舗で売るにしても持ち込むための荷造りが、オンライン買取にもダンボール等で荷造りしておく必要があります。個別売りであればフリマやオークション等があります。まとめ売りよりかお金にはなりますが手間がかかります。アカウントを作成して商品を撮影して、場合によっては購入希望者とやりとりをするなどです。
「譲る」には譲る相手が必要です。掲示板等で募集するも良し、友人知人、職場の同僚に譲るも良しです。ただし、希望する人がいなければそもそも譲れません。相手がいらないと言ってしまえばそれで終了。手放すことはできません。
これらの手段を取って手放したとしても支払った以上の金額が返ってくることはまれです。というかほとんどありません。自分がいらないと思っているものは大抵世間でもいらないと判断されているモノや多く流通していて価値が目減りしているものが多いです。家と一緒で購入して使用した瞬間一気に価値が目減りするのです。
デジタルなら良いのでは?
モノを実物と想定していらっしゃる方も多いと思います。読書が趣味であった私は紙の書籍から電子書籍に徐々に移行しました。部屋を圧迫することもないし手放す必要もないからメリットが大きいと判断しました。実際に移行して感じたことは、所有する冊数が増えてくるとこれまた手間がかかるということです。1回読んだから満足という書籍でも塵も積もれば山となります。ソートしたり検索したりと面倒です。さらに紙の書籍は処分すると多少でもお金になりますが、電子書籍は消すと金銭的には何も残りません。書い直すとしても紙の書籍は下がっていることもありますが、電子書籍の場合セールを除けば安くなることもそんなにありません。ですので削除することにためらいが生まれます。
書籍以外のデータも同様だと考えています。とりあえず残しておこうとファイルやフォルダーが増えていき管理できなくなると本当に必要な情報がどこにあるのか分かりにくくなります。そういう管理が得意な人であれば問題はないと思いますが私はそうできないタイプの人間なのでデジタルデータも定期的に手放すようにしています。
まとめ
物理的なモノにしても電子的なモノにしても一度手放してみてはいかがでしょうか。なんとなく買った、なんとなく残しているというモノを処分する手間が実感できるはずです。手に入れることはラクですが手放すことは面倒なのです。個人の能力によるところも大きいですが管理可能な範囲でモノを所有するということを意識してからモノを買う必要性が私の中で急速にしぼみました。その瞬間一時の満足のために差し出す対価が大き過ぎると今は感じています。
ここまで読んでくださりありがとうございます。何かの一助になれば幸いです。