この生きづらい世の中に余裕を。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

はじめに

うつ病と診断を受けて社会や心の波に翻弄され続け、社会との接点をどう持つべきか分からなくなりました。しかし生きるためには社会との接点は必須です。衣食住、ネット環境などは生活必需品で、それを得るためにお金を稼ぐ必要があります。それ以外でも税金、年金、保険料など生きているだけでも諸々お金は減っていきます。減免猶予措置があるとは言えです。

私は衣食住すべてを満足させる自給自足生活はできません。最近は”山奥ニート”という限界集落で暮らし地域の方と共に農業等をしながらスローライフを送る方も増えているというニュースを目にしたことがあります。もはやニートではなく社会貢献している立派な方だとは思うのですが世間の目は違うのでしょうか。

今いる街での生活と自給自足の生活の間で悩んだ結果、今いる街でミニマリストを目指してみようという結論に至りました。

ミニマリストとは?

持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。「最小限の」という意味のミニマル(minimal)から派生した造語。 ーWikipediaより引用

私が考えるミニマリスト

私は以下の3ステップを大切にしています。

①所有するモノをできるだけ減らす

これは自分でコントロールできるという感覚が心の安定に必要なため行います。いつの間にか増えているモノに翻弄されて心のバランスを崩すということがあります。逆にモノが減り管理できている状況の時、心のバランスは保たれます。

書籍、衣服、日用品、書類等の物理的なモノ。アプリやソフト、ファイルやフォルダ、電子機器などの電子的なモノ。人間関係(モノという表現は不適切ですが)。最後に、自分自身の体や心というモノ。感情、考え方、固定観念、やりたい行動を制限していること、悪い癖や習慣は思い切って手放してみます。

②大切にしている価値観、今後大切にしたい価値観、幸せに結びつくことを見つける

ここが最大の肝です。①のモノを減らす段階でなぜ手放すことになったのか理由を考えます。物理的なモノであれば同じモノがあった、長年使っていない。電子的なモノであれば何かあった時に使うかもしれないなんとなく残している、長年使っていない、アプリをインストールしたが1年に1回使うだけなど。人間関係であれば、一緒にいて疲れる、考え方が暗くなってしまうなどです。

自分自身というモノは少し特殊です。幼少期から現在までを振り返ってみる、今までの生活習慣を振り返ってみることが大切です。どこからそのような感情、考え方、固定観念などが生じたのか原因追求します。根気がいる作業になりますし終わりがありません。友人や知人等の第三者から意見を求めることも大切です。

これらを繰り返すと今の自分自身が何を求めているのかが少しずつですが見えてくるようになります。また、このステップを経ても所有しているモノや手放したくない考え方価値観はおそらく今の自分の本質に限りなく近いです。これらを考慮した上で、今後どのように生活するとより人生が楽しくなるかを考えていきます。

③②以外のことは最小限にするような生活を送る

社会生活を送る上でやりたいことだけができる状況はありません。しかし、それに割く時間を最小化する努力はできるのではないかと思います。好きでもない家事、業務上必要だけど気乗りしない書類作成、会議資料や議事録作成、勤怠入力や交通費の入力等の自分では雑務だと思っている仕事等があります。こういう日々の小さなストレスが爆発して心が苦しくなることもあります。本当にやりたいことができないという葛藤です。自分では嫌いなことも他の人は好きだったりすることがあります。その役割分担をすることもやりたくないことを最小化する1つの方法だと思います。

まとめ

私が考えるミニマリストWikipediaにあるミニマリスト像とは異なると思います。本当に必要なモノだけで生活する必要もないと思っています。自分の価値観、幸せに結びつくのであれば。新しいライフスタイルというわけでもないかもしれません。ある種自己中心的に、自分の幸福や人生の質を最大化するためにモノを減らすという手段を選んでいます。

以上がこのような生活を始めて3ヶ月ほどで至った結論です。感情や感覚、心の問題でもあるため言語化が難しいです。まだまだ根拠が曖昧な部分も多いです。しかし、私は先に述べた3ステップを生活の基盤にしてから心の平穏が保ちやすくなりました。価値観を優先する行為、幸せに繋がる行為を繰り返すうち、今まであった社会に振り回されている感覚が薄くなりました。心の波も穏やかになり、自分なりの社会との向き合い方も絶賛検証中です。

社会の責任にすることも辞めました。大切にしたい価値観や幸せは自分で守る責任と義務がある。そう考えると今過ごしている社会に過度に期待したり失望したりすることもなくなりました。自分が良ければ全て良し。自己中心的です。周りの人を助けるためには自分が良しでなければできないことです。うつを通じて様々な方に支えていただいた過程でそれを学びました。

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。何かの一助になれば幸いです。