助けを呼びたいのに呼べない。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

はじめに

私にとって最も厄介な存在、それは孤立感です。私は一人でいる時間が全く苦ではありません。むしろ好きです。しかし、社会から阻害されている、生活しづらい、誰とも話せないという感覚を持ち始めると孤立感が高まります。するとうつ病かつ自閉症スペクトラム症(ASD)の私は症状が悪化します。事実関係は考慮できません。完全に主観。感覚だけの問題になってしまうのです。知人によると「これまで元気そうで何の問題もなかったのに急に落ち込み始める。声を掛けても元気がない。何故だろう?大丈夫かな?と心配していた」とこの時の状況を伝えてくれました。要は勝手に自爆しているのです。

孤立感が高まっている人の危険行動2選

このような状態の人がいたら、実は助けを求めているかもしれず危険な状態なのだということをお伝えしたいと思います。当事者としての記録でもあります。

①自分の理解者である人の手を払いのけるような行動を取ってしまうこと。
自分の理解者が一人でもいると安心して過ごすことができます。症状もコントロールしやすいです。しかし、症状が悪化するとその理解者との接触も拒むようになります。本心では関係を継続したいと望んでいても自己防衛を優先して殻に閉じこもります。症状の悪化原因を伝えることができれば良いのです。ただ、心の状態の把握は困難です。環境や状況という変数が大きいため、明確にこれだと言える原因を把握し辛いのです。仕事であれば職場へ配慮を求めることはできます。それでは解決しないこともあります。そうなると職場に行きづらくなる。そして再び追い込まれるという事態になることもあります。
 
②目に見えて覇気がない。できていたことができない、時間がかかる。 
大人になってからうつ病ASDだと診断されると現実として受け入れるために時間が必要です。何かおかしいと感じて受診される方は多いと思います。このときは症状が自分でも分かるほどひどいということになります。症状がひどくなると判断能力が著しく低下するので誰にどのような助けを求めるか調べる余裕もありません。そうなると、どんどん孤立感が高まってしまうのです。職場は仕事の範囲内で配慮してくれます。(全ての会社がそうだとは思っていませんが…)ただし生活の基本である自己管理は誰でもなく自分で行う必要があります。普通に生活していたら当たり前にできていることも症状悪化に伴い困難になります。かといって頼るべき所も分からない。生活基盤が揺らぐと仕事にも支障が出る。仕事でいくら配慮してもらっても同僚や上司等に迷惑を掛けるだけという無力感を感じることもあります。そうなると目に見える変化が現れます。ストレスが溜まり心身に悪いと思っていても感情的になってしまったり暴飲暴食したり衝動買いしたりしてストレスを発散させようとするためです。

まとめ

生活能力や社会性が高い人はこのような症状には襲われないかもしれません。しかし、私のように元々生活能力や社会性が低い人が症状悪化してしまうと本当に生活できなくなります。助けを呼ぶことも困難な状況です。外見はまともに見えても心の中は嵐のように荒れ狂っている。そういう人もいます。
最近はこのように自分を客観視できている。モニタリング出来ている事は良い傾向だと思うようになりました。自分に過度な期待をしない。背伸びをしない。出来ることを粛々とやる。こう言ったことの積み重ねが必要なのだと改めて実感しています。ひいてはシンプルな生活が整う基盤にもなってくれると信じています。
 
ここまで読んでくださりありがとうございます。何かの一助になれば幸いです。