朝と夜だけ聞けば効く。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

はじめに

皆さん日々どのようにお過ごしですか。体の調子はいかがでしょうか。心の調子はいかがでしょうか。

即答できたでしょうか。それとも少し悩まれたでしょうか。

うつ病+ややグレー気味の自閉症スペクトラム症(ASD)と共に生活するようになってから体や心の調子に気を配る時間が多くなりました。一寸先は闇ではないですが、いつ症状が悪化して生活が困難になるか分からないためです。そのため先手先手で悪化しないよう策を講じるようになりました。

その1つに朝と夜に1つずつ自分自身にある問いかけをするという策があります。この問いかけをすることで日々の体や心の調子を判断しています。それを元に仕事や私生活、余暇時間の使い方を変えています。

今回はその問いかけについてご紹介したいと思います。

朝に問いかけること

「今日の調子はどう?」と自分に問いかけます。この一言だけです。朝起きたばかりでも、朝食を摂っているときでも、歯磨きのときでもふと思い立ったら問いかけます。

即答で「大丈夫!」と返ってきた日は調子が良いです。やる気も十分気力も十分で、仕事や私生活、余暇時間を思いっきり楽しめるよう1日を過ごします。今までやろうと思っていたことに挑戦したり、難しい仕事や課題に取り組んだりします。

「普通。」や少し間が空いて「大丈夫。」と返ってきた日はモヤモヤが残っていることが多いです。体に問題があるときは痛みやコリなど分かりやすいパターンが多いです。しかし心の問題は要注意です。形容できないモヤモヤとした感情には効果的な対策が立てづらく引きずる傾向があります。仕事はそつなくこなすようにして、私生活や余暇時間にモヤモヤを言語化できないか考えます。私はひたすら考えを書き出します。頭で考えず手を動かします。モヤモヤが解消されるまで何日でも続けます。

「悪い!!」と返ってきた日は生活するだけでしんどい日です。こういう日はできることに集中します。サボれることはサボります。体調の回復が最優先です。長期化すると症状悪化に繋がります。何をしていても満たされない負のループに突入することを阻止します。

夜に問いかけること

「今日は楽しかった?」と自分に問いかけます。

即答で「楽しかった!!」と返ってきた日は充実した1日を過ごして気持ちも万全問題なし順調だと判断しています。こういう日はぐっすりと眠れます。

「普通。」や少し間が空いて「まぁ楽しかった。」と返ってきた日は、朝の気持ちを引きずっているか、その日にストレスとなる出来事が発生しています。深く考え込むと眠れなくなります。その対策としてノートや日記に思い当たることを吐き出すようにしています。そして気持ちを落ち着けてから眠るようにしています。書き出したことは思い出したときに見返してみて、何も感じないのであればスルーします。まだ解消されていないのであれば、朝や昼などの明るい時間帯を選んでゆっくりと解消方法を考えます。

「つまらなかった。」「楽しくなかった。」と返ってきた日はすぐに眠ります。眠れなかったら先程と同様ノートや日記に思い当たることを吐き出します。眠って回復したらよいのですが、こういう日は得てして翌日に引きずることが多いです。その時はムリをせず、次の休日まで無難に過ごすようにしています。仕事にもなかなか集中できないかもしれません。そういうときはできることを無理なく行うようにしています。頭で考えなくても体が勝手に動くような仕事を行います。全く頭を使わない仕事はないのでバランスが難しいですが、少なくとも自分にとってチャレンジングだと思うことはやらないようにします。

職場では・・・

自分の体調は自己管理の範囲になります。発熱などの身体症状は比較的配慮が受けやすいですが、心の精神症状については客観的に示すことが難しいので配慮が受けづらいという印象です。そのため調子が良かろうが悪かろうが一定の成果が求められるのが現実だと思います。配慮してもらえる職場、そういう人をサポートできる職場環境は羨ましいです。

過去の経験から私は調子が悪い日に備えて職場では頑張り過ぎないようにしています。職場で120%のエネルギーを使って仕事を始めた場合、周囲はそれが当たり前と思うようになります。私も仕事をお願いして出来上がってきたものでその人を評価していると思います。その過程でどれだけ努力したのかということは正直考えませんでした。ありがとうでお終いです。

頑張らないということは怠けるということではありません。自分の割いている努力が正しい方向なのか上司や同僚と話しながら仕事を進めるということです。自分では50%以下の仕上がりだと思っていても周りから見たら十分だと評価されることもあります。逆に120%の仕上がりだと思っていても周りからみたら不十分だと評価されることもあります。なので抱え込んで頑張り過ぎずできる範囲でやってみたら相談するという方法を取っています。

まとめ

調子はどう?楽しかった?という2つの問いかけを通じた自己管理についてご紹介しました。心に従って日々の行動を柔軟に変えているといった感じです。

常に向上心を持って行動・活動することは素晴らしいです。私もその充実感や達成感を思い出すことができます。一方で、そのために犠牲にしていることはなかったかと最近考えるようになりました。

私の場合は心が不調になりました。心のことや体のことを気にかけていたら、周りの声をもっと聞いていたらという後悔があります。その時はハイになっているのでなかなか日々の体調の変化に気がつくことができないのです。そこで編み出したのが2つの問いかけです。

1日の始まりと終わりに数分、数秒でも自分に問いかける時間を持ってみるのはいかがでしょうか。

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。何かの一助になれば幸いです。