余裕を持った生活を。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

はじめに

シンプルな生活を始めた理由の一つに追い立てられるような焦燥感を手放したいという願望がありました。目標も目的もなく漫然と日々過ごし続けた結果何をやっても何を達成しても満たされません。どこに向かうか分からないまま闇雲に進み続けて手元を見れば何も残っていない。そのような感覚に陥ることもあります。

体調が良い時は四方八方に向かって全力で努力するモチベーションもあり過程を楽しむことができます。しかし早晩ガス欠になります。その時の虚無感が体調悪化に繋がることがあるのです。ガス欠になると何を目的に全力を尽くしていたのか自分でも分からなくなります。何も達成できていない焦燥感が心の奥に残るのです。

焦燥感と余裕

焦燥感を覚えだすと自由な発想や創造的な考えは思い浮かびにくくなります。目の前の課題を片付けることに焦点が合い、何故その課題に取り組んでいるのかという視点が無くなります。

焦燥感と真逆の心持ちは余裕であると考えています。余裕があると短期の課題と長期の課題を上手くバランスさせて取り組むことができるようになります。また適度にリラックスしながら課題に取り組むことができるため結果的に焦燥感をモチベーションにするよりも成果が上げやすくなります。

余裕とは

余裕には3つあると思っています。身体的余裕、精神的余裕、経済的余裕の3つです。身体的余裕というのは体力のことです。いくら良いアイディアが思い浮かんだとしても実行する体力がないと絵に描いた餅になります。精神的余裕とは精神力のことで気持ち的に落ち着いた状態を如何に維持できるかが大切となります。精神的余裕が無くなると焦燥感が生まれ同じような発想をグルグル繰り返すだけになって行き詰まります。経済的余裕というのは経済力のことです。必要最低限の生活が難しい状態になると日々生きることに精一杯になります。そうなると身体的、精神的余裕は少しずつすり減ってしまいます。

これら3つの余裕が全て失われたとき生きる目標や目的が曖昧になりツラい状況になってしまいます。自分の世界に閉じ籠もって自己防衛しないと危ないのです。どれか1つの余裕でも残っていたら、それを土台にして他の余裕も再建されていきます。そのためどれか1つは余裕を残しておくようにしています。

おわりに

短期的に成果を上げたいのであれば焦燥感をモチベーションにすることはベストだと思います。しかしそれは元気の前借りに過ぎません。いずれ行き詰まり燃え尽き症候群のようになってしまいます。

長期的に安定して成果を上げるためには余裕をモチベーションにすることがベストだと思います。1つの目的をしっかりと着実に達成すること。それが心身の安定に必須だとシンプルな生活を始めてから思うようになりました。二兎を追っても手元に残るものは少ないのです。だったら一兎を確実に手に入れる。それを繰り返すことで安定した状態を作り出すことに注力したいと考えています。

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。何かの一助になれば幸いです。