余裕がなくなると本性が現れる。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

はじめに

気持ちに余裕が無くなってくるとイライラや焦燥感が増して普段の調子が出ないことがあります。思い返してみるとなんでそんなにネガティブな感情が渦巻いていたのか分からず感情的になってしまったという後悔に襲われることもしばしばです。

しかし最近は感情的になっている自分こそが本性なのではないかと考えるようになりました。気持ち的に追い込まれた時に出てくる特性こそが本性なのではないかという仮説です。余裕がないときやってしまう行動をご紹介したいと思います。

余裕がないと・・・

①愚痴っぽい話し方が続く

余裕が無くなった時に愚痴っぽさは最大の悪影響発生装置になります。関わる人全員がネガティブな気持ちや感情となるので最優先で改善したい行動です。その時思い浮かんだ不満や不安等が口から出てきてしまい栓ができなくなります。何か問題解決できる訳でもなくガス抜きがしたいだけなので客観的に見て鬱陶しいことこの上ないです。

愚痴が完全に唾棄すべきものだとは思っていません。数時間愚痴っぽいモードになることが問題なのです。愚痴を聞く立場だと10分~15分くらいでもうお腹一杯になります。それが数時間単位で細切れで愚痴を聞くとなると聞く方も気持ちが落ち込みます。そしてそのことに対して愚痴をこぼす。愚痴を言っている瞬間は気分が軽くなるかもしれませんがネガティブな気持ちが拡大再生産されてしまうというデメリットがあると覚えておきたいです。

②過集中気味になり木を見て森を見ずになる

ASD自閉症スペクトラム症)の特性の一つに過集中というものがあります。自分が興味のある分野に関しては尋常ではない集中力を発揮するというものです。1人でコツコツやることであれば特に問題はありません。しかし仕事など他の人やチームと協働して作業するときはこの特性が悪く働くことがあります。他の人の進捗等を全く意識しない、自分の作業が優先順位が高いという思い込み、助言を素直に受け入れにくくなる、歩調を合わせられなくなる等の行動が起こります。周りは同じ方向に進んでいるのに自分だけがいつの間にか全く違う目的地に向かって進んでいるような感覚に落ちいることが時々あります。

気持ちに余裕があれば定期的に休息したり、軽く雑談したりして自分の進んでいる方向と周囲が進んでいる方向が合っているのか確認することができます。集中する時とリラックスする時のバランスも適度で気持ち的にも穏やかです。しかし余裕がなくなると過集中の特性が悪く出てしまいます。結果残るものは疲労感ということも。意識しないと過集中になるということはそれが私の本性なのでしょう。

③受け身で防衛的な態度になる

新しいことに挑戦しようという意欲が減衰します。気持ちの余裕が無くなると保守的になってしまって経験したことがない聞いたことがない前例がないことへの挑戦ができなくなります。やりたいやりたいと普段口にしているのですが気持ちに余裕が無い時に提案されると非積極的になり場合によってはチャンスを失うことがあります。

これ以上やると体調が悪くなるとか物理的時間的に無理筋だということは拒否しても良いと思います。しかし私の経験上受け身で防衛的になる時ほど自分が抱えている作業量やスケジュールが曖昧になっていてなんとなく不安という気持ちが先行しているケースが多いです。その気持ちに肉付けする形で断る理由を探すのです。まずやってみるではなく断る前提で話を進めてしまうので自己成長にも繋がらず後で後悔することもあります。

おわりに

私は余裕が無くなるとネガティブな感情を吐き出したり行動を起こしてしまう時間が多くなります。ブログを書きながら、このような態度を続けていては何年経過しても成長できないのではないかと怖くなってきました。本当に余裕がなくて体調が悪化してしまうというのであれば休息したり自分の殻に閉じこもる時間も大切です。しかし、今回想定していたのは体調悪化までには至らない、ちょっと余裕がないくらいの時間です。1日のうちこのような時間は何回も訪れます。そのたびに特性が悪く出てしまうということはそれが今の私の本性なのでしょう。いくら取り繕ってもなかなか変わるものでもないのでしょう。今ようやくそのような考えを持つことができたので余裕が無いときほど余裕がある時のことを思い出して行動したいと思います。

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。何かの一助になれば幸いです。