体調や感情に左右されない。心の柔軟体操。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

はじめに

不調が続いています。以前は誰かに愚痴を言うことで不調を解消することもありました。私は交流関係が狭く基本的には一人でいたいという特性があります。今振り返ると愚痴を言える親切な人に甘えていたのだと思います。会って話しても愚痴が多い。そういう人間たる私との時間を使ってくれていたのですから。

シンプルな生活を始めた理由の1つにネガティブな感情を振りまかないようにしたいという気持ちがありました。今まで愚痴を聞いてくれていた親切な人との時間こそ大切にしたいと思ったからです。シンプルな生活をすることでストレス要素を取り除き、自己回復能力を高めて独力で不調を脱することができないかと思案したのです。

今の所、不調ではあっても普通に生活できるギリギリのラインで踏み留まっています。シンプルな生活をして心の柔軟性が増したからかと推測しています。大きな要因となっている3つを今日はご紹介します。

心の柔軟体操

①受け入れる

自分自身の体や心の状態、取り巻く環境、関わる人あらゆることを「受け入れる」訓練をしています。

以前でしたら感情の赴くままに行動していたので変に受け身になったり攻撃的になったりしていました。そして後でやってしまったと後悔してより体調が悪化するという傾向にありました。

今は先入観を極力排除して「受け入れる」ようにしています。何故感情的になったのか体調が悪くなったのかを分析して状況を改善する時には先入観が邪魔をします。これは何回か分析して得た私なりの結論です。正しいか正しくないかは不明なのですが分析前になんとなく結論が出ていて分析して改善するはずが、いつの間にか言い訳探しになっていることがあります。過去の事実を上手いこと組み合わせてそれっぽい論理が出来上がるのです。不思議です。一度受け入れて検討することで0ベースで考えたい分析したいのです。

うつの症状改善のための手法の1つとして事実と感情を切り分けて考えるというものがありそれを応用しています。

②上を向いて歩く

心の状態は体の状態とリンクしています。体が重い、動かない、動きづらい、調子が悪い時、心の状態も同時に悪くなる傾向にあります。体が軽く、すぐにでもどこにでも動ける状態のときに心の調子が悪いということは少ないです。

私は心の澱が溜まってきたら極力モノを持たずに外をブラブラと歩くようにしています。イヤホンやヘッドホンはなしです。自然の音を聞きながら、正面ではなく空模様を見ながら気が向くまま歩く。これだけでも十分に効果があります。

歩いている最中にふと良い解決策が思いつくこともあります。ここにこんな店がという街での新しい発見もあります。日中に直接日光を浴びることで自律神経も整います。心地よい運動は良い睡眠にも繋がります。そしてなによりお金がかかりません。なので何の準備も気負いもなく気軽に始められるメリットがあります。

③やりたいことをやり尽くす

簡単に言うとハメを外すということです。他人に迷惑をかけるようなことはやらないのは当然です。調子が良い時に、やりたいと思っていることをリスト化しておきます。不調になったらそれを可能なモノから実行し続けるのです。全く手が届かないことではなく、背伸びしたら届くような日々のちょっとした贅沢を集めると捗ります。

リストを3~4つくらい消化すると心が少し軽くなってきます。リストを全て消化することはまずありません。原因は分かりません。やりたいと思っていたことも一度に消化するには体力や気力が必要なのかもしれません。収穫逓減の法則にも少し似ています。やればやるほど満足感が減少していくというものです。

まとめ

シンプルな生活を始めてから、少しストイックにモノゴトを考えるようになっていたかもしれません。それが無意識の内にストレスになって今回の体調不良に繋がったとも考えられます。心を柔軟にする方法についてはまだまだ模索中です。古代から心の問題を取り扱った文献があるくらいですから解決するような問題ではないことは確かです。

シンプルな生活を実践して最も良かった点に「心に与える変数を少くし体調不良の際の際、検証しやすくなる」ということがあります。以前は何が何やら分からないまま社会のペースに合わせて生活していました。激流に飲み込まれたように自力ではどうにもできない状態になっていたのです。社会のリズムと私のバイオリズムが合っていないのでしょう。少し外れてシンプルな生活を送ってみると不思議と心地よいと感じるポジティブな時間が増えてきました。余裕が生まれたので受け入れるということもそれほど難しくはありません。そうなると何が体調不良の原因となるのかを冷静に分析し改善のための行動に移すことができます。

今は体調が悪いのは確かです。しかし以前より前向きに課題に取り組む心のゆとりがあります。心の柔軟体操をしたおかげで躓いてしまっても致命傷にならずに済んでいるのかもしれません。

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。何かの一助になれば幸いです。