生産性は向上だけではない。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

はじめに

ダラダラと無為に過ごす日々が続いております。生活が落ち着き始めるとこのような現象に陥ります。生産性が全くない日が連続すると心配や不安になり始めます。期間が長引けば長引くほどこの期間の虚無感が増してきて何も変わらない自分にイライラすることもあります。生産性を意識し始めると向上心や功名心がムクムク湧き出てきて現状維持が困難になります。

なぜ生産性というものを意識するのか

人生をコントロールしている感覚や楽しい生活を送っている感覚がある時は生産性を上げる行動を取っているからです。受け身で何かをしていたり情報を得ている時間が多いときは生産性が高いとは感じません。仕事終わりにダラダラスマホを見ていて1日が終わった。休日にいつもより遅く目が覚めて気が付くと1日の半分が終わっていた。このような日が続くと生産的ではないような気がしてきます。それが何か勉強を始めたり、将来のために新しいことを覚えたり、久しぶりに知人に連絡を取ってみたりといった行動を伴う活動を行うと生産的な気がしてきます。

生産性の弊害

生産性というと向上し続けなければという考えに陥りがちです。客観的にモニタリングする方法を持っている人は無理のないペースで生産性を向上させていくのでしょう。しかし、モニタリングの方法を決めないまま生産性の向上を考えてしまうと主観的な判断による所が大きくなります。つまり、実生活上生産性は向上していても気が付かなくなるのです。そうすると現状維持もしくは後退が数ヶ月、数年前の自分と比較して本当に現状維持なのか後退なのか冷静に判断できないのです。常に生産性を上げ続けるのは不可能です。時には休憩やリラックスタイムを挟みつつ人生全体を通してより良い暮らしや生活ができれば大成功なのです。しかし視野が狭くなると短期間の成果しか見えなくなり結果がすべて過程は見ないという心境になりかねません。仕事でもこのようなことは起こりやすいです。一つの仕事や目標にフォーカスし過ぎるあまり全体のバランスを欠いたり体調を崩したり時には誰かを騙したり傷つけたりといったことがあります。

おわりに

生産性を考えるときには客観的なモニタリング指標を用意した方が良いと思います。また、生産性という指標が本当に適しているかしっかり吟味する必要もあると思います。生産性を重視するあまり体調を崩したり不誠実なことばかりしていても到底幸せになれるとも思えません。時には現状で満足していることも振り返って無くしては行けないものやことを確認したいと思います。

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。何かの一助になれば幸いです。