やらないことを意識する。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

はじめに

シンプルな生活を送るためにモノを大幅に手放しています。部屋にあるモノ一つ一つを手に取って必要なモノは残し、不要なモノは手放しました。最初は必要だと判断したモノでも1ヶ月後にもう一度手に取ると不要なモノに分類されることがあるので不思議です。そんな訳でまだモノの最適解は見つかっていません。手放すことに関しても最初は抵抗感が強かったのですが、手放してみると後悔することは全くありませんでした。

モノを手放すことを通じて日常生活の中に何を取り入れて何を取り入れないのか考える機会が増えました。

日々の過ごし方

モノを手放している時に感じたのは日常の当たり前を排除する難しさでした。長年置いているモノ、愛着のあるモノは使用の有無を問わず手放しづらい。生活をシンプルにしようと考えた時にもやりたいことは山のように思い浮かぶのですが、何かを止めるということになると判断が難しくなりました。何かを始めて効果がなかったらすぐに諦めて次のことをすれば良いのですが、私の場合諦めるということに時間がかかります。結果的にTodoリストが長くなりストレスになることもありました。この時、モノを手放すこと以上に日常生活において何をするかよりも何をしないかを意識することが大切だと実感しました。

やらないこと

何故やらないことを意識する必要があるのか。それは本当にやりたいことを生活の中心に置くためと考えています。休日や祝日に特に顕著になりますが、前日にあれもやりたいこれもやりたいと思っていても、いざその日を終えてみると何をやったのか印象に残らないということが起こります。これはその日の行動に一貫性がない、Todoを消化しただけなので何の達成感も得られないといった理由によると思います。また、様々な情報媒体に触れる機会が多い昨今、何かしらフィルターがないとやりたいことが積み重なるという理由もあります。やりたいこともシンプルにしておかないと目標や目的が複数になりどこに進めば良いか不明確になるリスクがあります。

おわりに

マルチタスクが得意な人もいますが、私はシングルタスクしかできません。柔軟に対応するのが苦手なのです。硬いようですが事前に計画立てた通りにした方が効率が良くできます。シングルタスクを効率的に実行していくためには、何か大事で優先順位が高いのかを判断する力が必要だと考えています。そのためには時に何かを切り捨てなければなりません。この時にやらないことをすぐに切り捨てる勇気がないと、タスクが溜まっていく一方になります。私生活においても、何となくやろうと思っていたことが後々ストレスになることがあります。その時にも潔く切り捨てるか残すのか判断する力が必要になります。しかし、何を切り捨てるべきかという判断力は慣れなければ鍛えることができません。これからはこの判断力を鍛えるためにも、やらないことを意識した生活を送りたいと思っています。

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。何かの一助になれば幸いです。