頭に入れた情報が自分の人格になる。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

 

今年に入って何かと暗いニュースが多いような気がしています。テレビを見てもネットを見ても新聞を見てもリラックスできず気分が落ち込みます。原因不明なのですがイライラすることもあります。ですので時間を決めて必要最低限の情報だけを集めるようにしていました。社会情勢的に全く情報を入れないという選択肢は0でした。ここ最近はうつ症状も回復傾向にあったのでテレビ、ネット、新聞等のメディアを観る機会を増やしていました。するとまた気分の落ち込みやイライラを感じるようになりました。

意識しようがしまいが何気なく触れている情報に気分や感情、下手をすると考え方自体が左右されるということを今回の件で学びました。私自身が何かに影響を受けやすいだけなのかもしれませんが・・・。

完全に主観ですが、パッと目に入ってくるテレビやネットや新聞の情報は明るい、建設的な内容というよりも暗く、批評・批判的な内容が多いように思います。それが悪いという訳ではなく精神的にしんどい時に観るとネガティブな思考が拡大再生産されてしまうということです。元気な時に観ると意見の多様性や新しい視点が見つけられ興味深く面白い媒体なのです。

うつ症状が重たくなると一つ一つ問題を解決しようという気力が無くなってきます。痛いほど現実問題は分かっているですが、自分の力では解決できない、超えられない壁だと思って無力感に打ちひしがれます。そして何をしていても無駄だと考えるようになってしまいます。そのような状態になっている時、心は非常に脆い状態です。頼れる人もない場合、より脆くなってしまいます。この時期にメディアが伝えてくれている厳しい状況や現状、批判的・批評的な情報に触れると感化されやすくなるのです。例え事実だけを伝える情報だとしても刃のように心に突き刺さり、いつの間にか症状が悪化していることもあります。

うつ症状が悪化すると日常生活が一変します。そうなると今まで培ってきた価値観や軸がポッキリと折れてしまいます。そこからもう一度価値観や軸を組み立て直す必要があるのですが、この時期は非常にデリケートです。そんなときに批判的・批評的な情報ばかりに触れていると下手をすれば再発です。そうでなくてもネガティブな動機から始めてしまえば組み立て直した価値観や軸も暗いモノになりかねません。そういうことが無いように、今の社会情勢では特に情報との向き合い方は慎重になったほうが良いと考えています。

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。