自分と向き合うことを大切にしている人へ。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

はじめに

うつ症状改善、シンプルな生活の実践のため自分自身と向き合う時間が多くなっています。その時間にふと思い浮かぶのは「なぜ今のような考え方をするに至ったのだろうか?」という疑問です。

認識、考え方、出来事の捉え方は人それぞれだといいます。コップ半分に水がある時に「まだ半分も水がある」と捉えるのか「もう半分しか水がない」と捉えるのかは違うという例え話をお聞きになったことがある方もいらっしゃると思います。

同じ出来事や事実でも捉え方を変えれば何かが変わるのではないかと考えました。

考え方の仕組み

どんな情報をどのような状況で取り入れるかによって考え方が変わっていくというのが今の私の考えです。

情報というのは、意識的無意識的にしろ自分に訴えかけてくるものを指します。新聞を読む、TVを見る、読書する、映像作品や動画を視聴するなどは意識的に入ってくる情報です。無意識に入ってくる情報というのは街の景色、自宅の状態、イヤホンで音楽を聞く、ネット検索の際に目に入る広告、風の流れを感じるといったことです。簡単にまとめると、生きていたら何かしらの情報を体や心が受け止めているということで、それは避けようがないということです。

状況というのは、情報をどのような手段で受け止めるかということを指します。職場や自宅等の物理的な場所、気分体調や焦り、不安、楽しいといった感情、天気や気温といった環境、スマホやTV、SNSなどの情報伝達メディアのことです。

以上2つの要素が考え方を構成する要素です。

考え方は変えられる?

「Garbage in Garbage out」という言葉があります。ゴミからはゴミしか生まれないという意味です。非常に強くネガティブな言葉だと思います。しかし最近私はこの言葉を考え方に応用しています。

ある状況でインプットした情報によって考え方が形成され、感情や行動、表情といった形でアウトプットされるのではないかと思っています。

食べ物が身体を形作ることと同じように情報が考え方を形作っているのではないかと推測しました。そういう意味では情報と状況というインプットを変えれば考え方も変えられるという希望を持っています。

気を付けたいこと

取り入れる情報には細心の注意を払っていないといつの間にか考え方が良からぬ方向に進んでしまうこともあるという点は注意する必要があります。

特に要注意だと思っているのが「注意経済」です。最近読んだ本の中で目にしました。昨今隆盛を極めている企業は人の注意を如何に自分のコンテンツに向けさせるか、どれだけの時間を自分のコンテンツに割いてもらえるかが大きな要になっているとありました。スマホSNS等の近年生まれたメディアやテクノロジーはもちろん、TVやマスコミ等の昔からあるメディアやテクノロジーも同様です。

恐ろしいと感じているのは、最近ではAI等の技術により個人に最適化されたコンテンツが表示されるようになっていることです。自分の意思とは関係なく機械的アルゴリズムで情報を提示してくれる。便利な反面、考え方が偏ってしまうのではないかと懸念しています。ある情報を調べたらそれにまつわる情報を薦められて嫌でも目に入る。そうなるとインプットが変わらないので考え方を変えたいと思ってもなかなか変えられないのではないかと思うのです。

まとめ

インプットした情報によって考え方は変えることができます。どのような情報を見るか手に入れるかということには細心の注意を払いたいと思っています。一人の時間を大切にしているのも無意識に入ってくる情報を遮断して自分と向き合うためだったのかもしれません。

考え方を変えることはできても長い時間がかかると思います。そのためには自分の軸をしっかり持って進む方向性を考え続けることが大切なのではないかと考えています。

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。何かの一助になれば幸いです。