他人のせいにしても良いことがない。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

 

私のネガティブな特性の一つに自責ではなく他責で考えがちであるということがあります。他責ばかりでは成長に繋がらず不満やストレスが溜まってしまう。できる範囲がいつまで経っても変わらないので何度も同じことを繰り返してしまう。という指摘を受けた経験があります。うつ病との関係で言うと現実問題を解決しないまま気分だけが回復しても一時凌ぎに過ぎないという側面もあります。

この指摘は尤もであると考えています。サポートしてくれる人が大勢いたとしても最終的に決断するのは自分です。人生に関わる決断は誰も変わってくれないのです。また、他責傾向が強くなるとサポートしてくれているのに、その行為自体までを否定的に感じてしまう事があります。善意でやってくれていることを受け止められず曲解して勝手に猜疑心が生まれるということもありました。

他責になると視野が狭くなるようにも思います。様々な方法や可能性があるのにそれを潰してしまうような言動をしてしまうのです。救いの手すら振りほどき続けていたら誰も助けてくれなくなります。

他責にする以前にできることは沢山あります。自分でできる事を考える。相談してみる。問題点を明確にする。穏やかに気持ちをぶつけてみる等です。他責になるとそれを強い言葉で伝えたり、不機嫌な態度になったりします。もしくは只々不満を内に溜めているだけというパターンもあるでしょう。いずれ爆発するのですが・・・。大抵そうなる前に相談してくれと言われます。

かと言って自責ばかりにしていたらキャパシティ不足や能力不足の時に潰れてしまう可能性もあります。そういう時私はアドラー心理学の「課題の分離」という言葉を思い出します。能力以上、キャパシティ以上になっている時は自分の課題なのか他人が負うべき課題なのかを考えます。そして他人の課題だと思ったら素直に伝えてみることにしています。話し合って上手くいくことの方が多いのですが、上手く話がまとまらないときもあります。そういう時は時間と相談です。緊急度重要度に応じて対応を変えるようにしています。

自責にするしても他責にするにしても周囲の人との相談は必須だと思います。抱え込みだけは誰の得にもならないことを学びました。言葉で伝えていないことは決して相手には伝わりません。自分で引き受けられることを着実に行いつつ話し合いや相談によって課題の量をコントロールする必要があると実感しています。

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。何かの一助になれば幸いです。