スマホの利用時間が増えると体調が悪くなってくる。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

 

皆さんは1日に何分、何時間スマホを見ていますか。正確な時間を知っている方は少ないのではないでしょうか。かくいう私も知らない人間の1人です。うつ病が重たい時期のことを振り返ると元気だった時と比べスマホの利用時間が圧倒的に増えていたように思います。現在も体調が悪い時にはスマホ利用時間が増えています。

どのタイミングで利用時間が増えるのか。それはスキマ時間と就寝前です。日中何か手持ち無沙汰になると勝手にスマホを取り出して画面を眺めている人は多いと思います。この頻度が高くなるほど体調悪化に近づきます。また夕食前後くらいから布団で横になるまでの就寝前のスマホ利用時間が増加すると体調が悪化し始めます。

完全に主観ですがスキマ時間と就寝前、それぞれ何が影響して体調悪化に繋がるのか考えてみました。スキマ時間は自分の世界に閉じ籠もりやすくなるためなのではないか考察しています。あの小さな画面を何度も見ていると視野が段々と狭くなってくる感覚になることがあります。またスマホを触ることで現実世界の情報を遮断しようとする意図を感じることがあります。簡単な動きで操作ができることも要因の1つでしょうか。指先だけ動かすという行為は気分が低下しているときはより症状を悪化させるような気がします。またネガティブな思考に繋がる考えや意見に触れてしまうことで気分の悪化が加速することも要因だとも考察しています。就寝前については睡眠時間が減少する、睡眠の質が悪化することが体調に影響します。明るい光を寝る直前まで見ていると頭が冴えてきて眠気がなくなることがあります。また寝落ちに近い状況で睡眠に入ると翌日の寝起きでもよく寝たという感覚が少ないような気がします。

適切な距離感を保つことができればスマホも便利な道具になると考えています。しかし最近はスマホとの距離感が近くなり過ぎているように思います。日常への侵食度合いが高まっていると言いますか。スマホの怖い所は知らない間に依存的になってしまうことです。頭では止めたいと思っていても新しい刺激を求めて勝手に手が伸びてしまう状況になっている人もいると思います。また普段は便利な通知機能もスマホに手が伸びる原因だと思います。音とか振動があると注意がスマホに向けられます。そうなると集中力も低下しますしスマホを触りたいという誘惑も強くなります。

体調が悪い時期というのはスマホに依存しないとやっていけない時期なのかもしれません。何もしないと何か良くないことを考えてしまいそうで、楽しいことは無いかと刺激を求めてスマホを触ってしまう。そしてどんどん利用時間が伸びていくことで現実から目を離す時間が増えて問題解決のための行動に繋がらない。そして変わらない現状を嘆きまた体調が悪くなるというループがあるのかもしれません。そこまで極端ではないにせよ、スマホが生活の中心になると睡眠量や質が悪くなったり体を動かす機会が減ります。そうなると心というよりも体が弱っていきます。そうなると体の不調が心の不調に繋がってしまうこともあります。一度スマホの利用時間を測定して多いと感じるのであれば向き合い方を検討する必要があると感じています。

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。