やりたくないことを排除する戦略。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

 

昔から何かをやりたいと思うことが少ないです。どちらかというとやりたくないことを排除する方向に考えが進むことが多いのです。不満を解消して過ごしやすくすることを目標にしているという感じでしょうか。

この戦略にはデメリットが2つあります。1つは日常生活から不満がなくなると行動する理由が見当たらなくなることです。もう1つは目標を達成したとしても前進しているという感覚が薄いということです。前者についてはこうしたらもっと良くなるというビジョンが自分の頭に浮かびにくいという要因があるのではないかと考えています。こういう習慣が身につけばとか、これを買えばもっと便利になるかもしれないという発想が薄いのです。人生にプラスになることがあまり意識できていないのかもしれません。後者については無くなったら快適になるものの自分のスキルや経験に活きることが少ないからなのかもしれません。付け加えることよりも排除することを優先するマインドは満足感が得られにくいのかもしれません。

やりたくないことはなるべくやらない方が良いというのは世の習いだと思います。しかし、それが目的化してしまうと自分が本当は何がしたかったのか見失うのだと思います。何かしたいことがあるからやりたくないことを減らすというのが正しい筋なのかもしれません。肝心のやりたいことがないまま、やりたくないことばかりを排除し続けると行き着く先は虚無です。特に意識することも無く平坦な日常が流れていく。そういう日常が好きな人もいるかもしれませんがずっと続くと思うと私は少しつらい気持ちになります。やりたいことを見据えながらやりたくないことを排除していくこのバランスが大切なのだと思う今日この頃です。

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。