心の安定は体の安定から。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

はじめに

心の調子が悪い時どのように対処されているでしょうか。原因が思い当たるのであれば解決するよう考え抜く、ひたすら眠る、誰かに話してみるなどの方法があるかと思います。私は原因を考え込むか全く考えないようにしていました。これが自己防衛だと思っていたのです。最近は考えが変わりました。考え込み過ぎると短視眼的になり解決方法もその場凌ぎになります。また心の調子がより悪化するリスクもあります。全く考えないようにしていたら当面は問題から逃げることが出来ますが根本の解決には向かわないためいずれ再発するリスクがあります。ようはバランスなのですが、そのバランスを図るのは難しいです。そこで私が採用し始めたのが体を動かすことです。

体を動かして心の調子を取り戻す

以前は心の問題と体の問題は分けて考えていました。しかし最近どうも心と体は一体なのではないかという実感を得る場面が多くなりました。散歩をしたり、家で軽い運動を始めてからこの傾向が顕著になりました。体を動かしながら心の問題にも取り組むようになり考え方が前向きになってきたのです。頭だけで考えていたら煮詰まってしまい、誰かや何かのせいにしてしまい後味が悪くネガティブな考えが生じてくることが多々ありました。体も動かすようになってからは、自分にできることは何かどうしたらできるようになるのかという視点を持つようになりました。そうすると如何に自分が独りよがりで自己中心的であったのか、文句ばかり言って何も行動していなかったのかに気が付く事ができました。できないことに腹を立てて何かに当たったりストレスを解消しようとしても実際に解決に向けた行動が取れていなかったら同じ問題にまた突き当たることになります。頭だけ動かしていると何となく問題が解決したように思うことがあります。単に頭の中で整理が付いただけであって問題が本当の意味で解決した訳ではないにも関わらずです。体を動かしながら考えてみると不思議とできることベースで考えるようになるので突飛な考えや無茶な考えが無くなりました。体の問題にも焦点が当たることが原因とも思います。ここの関節が動きにくいとか、疲れてきたとか、昔より体力が衰えているとか、今日は体が軽いというようなことを同時に考えていると、等身大の自分と向き合っている感覚になります。この感覚が私にとっては大事なのかもしれません。

おわりに

心を安定させるためには心や頭以外に集中できる何かが必要なのかも知れません。私の場合は何かとは体を動かすことでした。問題を徹底的に考え抜くことも大切ですが視野を広く保つためには執着し過ぎるのも駄目なのかもしれません。体を動かしながら問題と付かず離れずの距離を保って解決方法を探る。そういう方法が向いているのだと感じています。

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。何かの一助になれば幸いです。