変わりたいけど変われない・・・。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

はじめに

「このままの人生で満足できるのだろうか?」という疑問からシンプルな生活を始めるようになりました。現状に何か不安や不満があるから満足できていない。ということは今の生活をそのまま漫然と続けても将来も満足できない。それは少し寂しいように感じました。

満足いく生活を過ごすため「変化」を求めるようになりました。自身の性格や特性、心や体との向き合い方、お金の使い方、情報との接し方、人との接し方などです。日々何気なくやっていることにこそ満足度を左右する何かがある。そこに変化をもたらすことができたら今よりも満足できるのかなぁと期待していました。

本当の意味で変わることは難しい

シンプルな生活をミニマリストの先人達から学んで基本的な型を習得しようと情報を集めました。当初は上手くいきました。モノを減らすという簡単なようで難しいことに挑戦することで日々の生活が少しずつ変わったという実感があります。

モノを減らしたメリットの1つに大切にしていることや自分自身の軸をしっかりと認識できたということがあります。贅肉を削ぎ落としたことで無駄がなくなったことで判明しました。

その上で自分の本質は一朝一夕に変えることができないということを痛感しました。自分自身を支える土台だからこそ変化によって積み上げてきたものが崩壊するのではという恐れが出てきたのです。また、変えようと思っても今まで生きてきた数十年で培った土台は頑丈で強固になっています。山を手で押して移動させることができないように変化したくても不可能ではないかと思えてきます。

それでも変えることができること

モノを減らすことはできました。その結果として人生との向き合い方も変わりました。ということは「行動し続けることで自分の本質も変えることができるのでは!?」と希望を持てるようになりました。

さらに本質を変えることは難しくても「取り組み方や向き合い方、考え方は変えられる」と考えるようになりました。イヤだからと少し手を抜いていた仕事に全力で取り組んでみる、苦手だと思っている人と少しだけ雑談する、自分の立場は完全に忘れて相手の立場を優先するなど方法は様々ですがモノゴトへの取り組み方、向き合い方、考え方は勇気があれば変えることができます。無理をする必要はありません。他人から笑われても関係ありません。できることに全力を尽くすのです。

本質は強みにも弱みにもなる自分にとって大事にしておきたいものなのでしょう。だったら弱みは誰かや何かツールに頼ってカバーしてもらって強みをどんどん磨く方が結果的に本質を変えることにも人生の満足向上にも資するのではないでしょうか。

まとめ

変わりたいけど変われないというのは表面的なことではなく自分の本質に根ざしたことを短期間で変えようとしているからではないでしょうか。私は時間をかけてゆっくりと取り組む長期視点を持つことが大切に思います。見た目を変えて印象を変える、欲しいものを手に入れて変えるという発想を以前は持っていました。それ自体は試みとしては良かったと思っています。しかし、自分が本当に変えたいと思っていたことは変えられませんでした。短期的に何かに頼って変わろうとしていたのでしょうね。それだと効果も薄いでしょう。

変われない部分を受け入れる。そして毎日こうなりたいなという理想に向けてコツコツ行動する。そして将来振り返った時に「あぁ変わったなぁ」としみじみ思える。そういう変化を求めていたのだと思います。それはとても幸せなことで大切にしていきたいと考えています。

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。何かの一助になれば幸いです。