うつ病の私が約半年間シンプルな生活を送ってみた結果。

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

 

シンプルな生活を送るようになって約半年が経過しました。最初は目に見えるモノの断捨離から始まり次にデータ類の断捨離を行いました。断捨離が終わると生活習慣の改善や心身の健康を維持増進すべく時間の使い方について考えるようになりました。うつ病が再発しないよう再発したとしても重症化しないよう対処方法を練っていました。すると不思議なことに最近ではシンプルな生活を意識する機会が減っていました。シンプルな生活がうつ症状に与える影響を観察するために当ブログを始めた訳ですが、その原因は何なのか考えてみました。

第一に、シンプルな生活が完全に定着したからではないかと思います。目に付くモノは減らして適正量以上には増えないようにしています。適正量が判明していないモノについては今後検証の余地はありますが誤差を修正する程度でしょう。生活習慣についても以前は完全夜型だったのが今では朝型になり毎日やると決めたことを意識しないでも粛々と行えるようになってきました。部屋の中はモノが少く開放感があり生活リズムも一定になってきたので気持ちの余裕も生まれてきました。

第二に、ストイックにするつもりがないことが挙げられます。もっと少くもっと小さなものでもっとシンプルにと言うストイックさは今は持ち合わせていません。当初は部屋からモノを徹底的に無くして、生活習慣もこれがベストだと言えるものを追求しようと考えていました。しかし実践していく中で思考の邪魔になったり罪悪感に苛まれたりするモノや行動の改善で十分ではないかと思うようになりました。心身共にゆとりを持つためにシンプルな生活を送っているのに、それが原因で根を詰めるようなことがあると本末転倒だと思ったからです。

第三に、うつ症状が比較的安定しているという要因もあると思います。モノを減らして生活習慣を改善した段階でうつ症状が急激に悪化するということがなくなってきました。そのため当初目的としていたうつ症状とシンプルな生活の関係を分析する必要性が自分の中で少しずつ無くなってきました。症状悪化からどのように回復するのかよりもいかに症状がない状態を長く続けるかという考え方にシフトしていったのです。ですので今後はうつ病を再発させないための考え方や生活上の工夫が中心になってくると思います。

第四に、シンプルな生活によって生まれた時間を振り向ける対象がなかったからではないかとも分析しています。シンプルな生活を送りたいと考えた理由は、うつ症状の改善と余暇を捻出するということでした。幸いなことに前者も後者も達成することができました。しかし、余暇に関してはその時間で何をやるのかということを決めていなかったため単に時間が余っていると感じるようになってきました。すると生活をシンプルにして時間を作りたいというモチベーションが減少し今でも十分だと考えるようになりました。

良くも悪くもシンプルな生活は私の中で習慣化し始めているようです。一方で当初は想定していなかった課題も見えてきました。マンネリを防止するためにも今後はその課題と向き合う時間を持つようにしたいと思います。そしてうつ病が安定している期間をもっと伸ばして寛解できるよう努めたいと思います。

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。